「地域の海洋環境保全プロジェクト」
湯梨浜学園SSHプログラム「地域の海洋環境保全プロジェクト」
8月2日、山陰海岸ユネスコ世界ジオパークである岩美町の海域にて、本校の中学1年生がSSHプログラムである「地域の海洋環境保全プロジェクト」を実施しました。
晴天の中、カヤックで石英斑岩の岩脈、波食窪を観察し、海岸の浸食過程を学びました。また、ムラサキウニの食害による磯焼けを調査するため、円形サーチ法、Uサーチ法、スパイラルサーチ法などの手法を用い、スノーケリングでムラサキウニの個体数調査を行いました。岩石表面の構造を複雑化し岩磯地域の種の多様性の創造に貢献しているオオヘビガイのスーパーデクストラルの観察では、一見アンモナイトのような貝紋に興味深く観察する生徒の姿がありました。
カヤックやスノーケリングで透き通った海を肌で感じ取った生徒達は、この豊かな地元鳥取県の海洋環境を忘れず、いつか環境保全のスペシャリストになってくれることと信じています。